健康

呼吸を「自分」でととのえる

こんにちは!
コタ先生こと、柴昂汰です。

ひとつ前の記事で、呼吸をつかって自分の心を整えることについて触れました。
ただ、呼吸には吸うときに使われる筋肉と、吐くときに使われる筋肉の2種類があり、
それらが正常に動くことではじめて深い呼吸ができるということをご存じでしたか?

専門的には、吐く筋肉は「呼息筋」、吸う筋肉は「吸息筋」と呼ばれます。
呼息筋は、普段からトレーニングをされている方にはなじみのあるであろう腹直筋や内腹斜筋など。
吸息筋は、これまた聞いたことのあるであろう僧帽筋や横隔膜などです。
これらがしっかりと鍛えられ、しなやかに動けば理想の呼吸につながるのですが、
それを最大限に引き出すための条件があります。

それが、「姿勢」なんです。

姿勢をまっすぐ正すにはインナーマッスルが必要ですが、それが足りないと
わたしたちの姿勢は折れ曲がったような形になります。
そうすると、上記の呼吸筋群は正しく働かなくなり、普段何気なくおこなっている呼吸をするのにも、
呼吸筋に過度な負荷をかけるはめになり、結果「なんだか疲れたな」という状態になってしまうのです。

姿勢が悪い状態は百害あって一利なし。
さあ、今こそ見直すときですよ。

姿勢矯正院 柴