健康

どうなる!? 高額医療費制度

こんにちは!
コタ先生こと、柴昂汰です。

最近、高額医療費制度について騒がれていることはご存じですか?
この制度は、医療費の自己負担額が高額になった場合に、一定の金額を超えた分があとで払い戻されるという制度です。

その制度について財務省は先日、「国保運営の予見可能性を高めるためにも、廃止に向けた道筋を行程化するべき」という旨の発言をし、これについて一部から猛反発をくらったのです。
つまり、国ではもうそこまでの高額の医療費を面倒見切れないから、各都道府県で面倒みるようにしてー、と簡単にいえばそんな感じです。

うーん、残念です。
と思う反面、まあそうなるか、と思うのも事実です。
2017年度に支払われた医療費の総額は42兆円で、国民1人に換算すると33万円となり過去最高を更新しました。
また、2040年になれば医療費は総額67兆円にまで膨れ上がる、という試算も出ているようです。

つまり、膨れすぎたんですね。
この事態を少しでも改善できるとしたら、「予防医療」に目を向けていただくのも大きな手段のひとつだと私は思います。
実際にアメリカの前々大統領のオバマ氏は、選挙の際に「予防医療をおこなうことで医療費の削減を目指す」という発言をしました。
そして実際にアメリカでは、予防医療も保険適用になっています。

カイロプラクティックはアメリカ発祥の予防医学、ぜひもっともっと目を向けていただきたいです。
それと同時に、もし高額医療費制度が廃止になる方向に進んでいるのであれば、みなさんに「予防」の意識をより持っていただきたい、そう願っています。

姿勢矯正院 柴